飲食接待費用|料理、飲み物と会葬返礼品

寺院費用は、財団法人日本消費者協会の「第8回葬儀についてのアンケート調査」によると、東京都・神奈川県埼玉県の1都2件の平均は53.5万円でした。飲食接待費用とは、料理、飲み物と会葬返礼品を指しますが、この費用は会葬者数や内容で大きく異なります。

通夜料理

親族だけの葬儀であれば、会葬者分の、一般的な葬儀であれば、会葬者の1/2以上の人数分の料理を用意します。料金は概ね5000円/人~です。

  1. 20名の家族葬の場合、料理20名分(100,000円~)
  2. 100名の一般的な葬儀の場合、料理50名分以上(250,000円~)

を目安にするとよいでしょう。また、ご自宅で葬儀を行う場合は、料理を知己の飲食店に頼んだり、ご自宅で用意することも可能です。飲料費は、出席者により大きく左右しますが、斎場の多くは21時までに通夜式を終了しなければならないため、通夜料理費用を上回ることはまずありません。

告別料理

首都圏の葬儀では、殆んどの葬儀で、繰上げ初七日法要も行います。火葬中に火葬場の休憩室で告別料理をいただく場合と、火葬後に斎場に戻って告別料理をいただく場合とがありますが、一般的に会席膳を利用しますので、料金は概ね5000円/人~です。

  1. 20名の会葬者の場合、料理20名分(100,000円~)
  2. 100名の一般的な葬儀の場合、料理100名分(500,000円~)

が目安となります。火葬場では2時間以内、斎場では概ね15時までに退席しなければならないので、飲料費が通夜料理費用を上回ることはまずありません。

会葬返礼品

会葬返礼品は、1,000円から3,000円程度の茶や菓子・カタログギフトがよく利用されています。

  1. 20名会葬者で1000円の会葬返礼品の場合、20,000円
  2. 20名会葬者で3000円の会葬返礼品の場合、60,000円

となります。

葬儀支援ネットから知っておくと得する一言

ご案内のとおり、飲食接待費用は嗜好や会葬者数により大きく変動しますが、一般参列者のある一般葬と、家族葬とでは、料理費用にさほど費用の差は生じません。(一般参列者は、通夜料理を半人前以下で見積るため)、費用だけを見て家族葬を選ぶより、どような葬儀を行いたいのか明確にされることをお勧めします。

関連項目