音楽葬-故人が好きだった曲を生演奏して送る葬儀

音楽葬は、音楽を中心にして式次第を構成し、故人が生前好んだ楽曲などを生演奏やCDで流しながらお別れする葬儀スタイルです。
伝統的な形式にとらわれない「自由葬」のひとつとして希望の多い葬儀ですが、従来型の仏式葬儀や、社葬、お別れ会などの大規模葬儀でも、最近はバンドの生演奏が入った、終始CDが流されるといった音楽葬スタイルで営まれるケースが多くなっています。

音楽葬は企画とデザインが重要。センスと実力ある葬儀社をご紹介

音楽葬では、どんな音楽(楽曲)を、どのように組み込んで葬儀全体を構成するかという「企画」と、その「企画」のイメージに添った祭壇と式場の「デザイン」がもっとも重要です。

また、音楽を生演奏する「企画」の場合は演奏家やバンドの手配が必要ですし、仏式葬儀で音楽葬にする場合は、導師となる僧侶の理解をいただくように調整する必要もあります。

このため、葬儀支援ネットでは、音楽葬(及び、自由葬・無宗教葬)を望まれる喪主・ご遺族の方には、音楽葬の施行実績があるのはもちろん、音楽葬・自由葬の「企画」とその実施施行、「祭壇・式場デザイン」、そして関係者調整能にも定評のある、センスの良い実力葬儀社だけをご紹介しています。お問い合わせください。

葬儀支援ネットの葬儀社紹介は無料です。詳しくは、葬儀社紹介の流れをご覧ください。

音楽葬は最近増えているものの、企画・施行ノウハウのある葬儀社は決して多くはありません。社歴・実績のある葬儀社でも、まったく理解していないところも多いですから、ご注意ください。

音楽葬の費用目安は?

音楽葬は、会葬者数と利用する式場の広さによる他、企画内容・祭壇などのデザイン、演出内容などによって、かかる費用には差が出ます。
音楽を演奏家による生伴奏とするか、CDなどを音響装置で流すかによっても違います。生伴奏の場合は、楽器や人数、演奏家のレベルなどによって開きがありますが、概ね¥100,000~¥500,000-ぐらいが相場です。

葬儀支援ネットの実施例では、以下のような額が平均的な目安です。

会葬者60名/生演奏(フルート、バイオリン、ベース各1名のトリオ)/無宗教形式(寺院費用なし)/式場・民営斎場(火葬場併設しない)/オリジナル生花祭壇

音楽葬(小規模な葬儀)に適した葬儀式場例

音楽葬を行う場合、式場選びには注意が必要です。
公営斎場であれ民営斎場であれ、最近の葬儀式場には「音響不可」というところが多くあります。こうした規則のある葬儀式場では、生演奏はもちろん、CDをかけることもできません。

式場選びの面からも、音楽葬に精通し実績もある葬儀社を選ぶことが必要です。

  1. 公営のホール、「音響可」の市民(区民)斎場
  2. 民間斎場で「音響可」としている式場
  3. 音楽葬を認めている寺院斎場
  4. ホテル(火葬後の「骨葬」の場合)